早産
早産とは
正期産(妊娠37週0日~妊娠41週6日までの出産)よりも前(妊娠22週0日~妊娠36週~6日まで)の出産のことを言います。自然早産(なんらかの原因で陣痛がきて出産)と人工早産(妊娠の継続が困難で医療介入での早産)があります。
早く産まれてきた赤ちゃんほど、呼吸器障害・低血糖症などのトラブルが出る可能性が高くなるといわています。妊娠中は定期的に健診を受けて、早産についての早期診断や予防をすることが大切です。
早産になりやすい人
・子宮頸部が短くなっている方(子宮頸部を切り取る手術をしたことのあるなど)
・これまでの出産で、早産になったことのある方
・多児(双子や三つ子)を妊娠したことことある方
早産を予防するには
妊婦健診をきちんと受けて、担当の先生の指示に従いましょう。早産について神経質にならず無理のない生活(疲れやストレスをためない、体を冷やさないなど)を送ることも大切です。
また、母体が子宮口の開きやすい体質であったり、切迫早産(早産になる危険性の高い状態)での入院予防のために子宮頸管縫縮術(しきゅうけいかんほうしゅくじゅつ)という手術があります。これは、子宮の入り口を糸でしばることで、妊娠期間を延ばし、赤ちゃんへの危険なリスクを減らすことにつながる手術です。担当の先生や家族とよく相談してみることも大切ですね。
参考
2020/08/26 更新
Wikiページは匿名を含む多数の方々のご協力により編纂されております。
記載内容の正否につきましてはご自身の判断にてお願い致します。
関連するSNSのコメント
Facebook